一般人が葬儀に参列することはない
葬儀社も葬儀に関わることがない
法事もない
戒名やお墓もない
あなたもニュースやネットの情報などではよく聞くけれども、実際にお葬式をどんな風にしているのかわからない宗教ってありますよね?
今回はその中でも、知名度はトップクラスだけどいろいろと世間的に問題があったり分派した後のことがよくわからなかったり、けれどもニュースで出てくる率はものすごい高い「オウム真理教(現 Aleph)」のお葬式についてお話します。
先にいいますが、私の務める葬儀屋さんでのAlephのお葬式は一件もありません。
ですので、ここに書くのは、今までの知識とネットや本などで調べた情報を総合したものになります。また、出家信者についての情報はありましたが、在家信者についての情報は見当たりませんでした。
実際とは異なる可能性があると共に、あくまでも今回の記事は推測も多分に含んでいることを予めご了承くださいね。
どんな宗教?とか教えは?などの宗教観に関する内容やそれに対する思いなどはwikipediaや他サイトを参考にして下さい。
私は、あくまでもお葬式の部分のみをお話していきますね。
オウム真理教(現 Aleph)のお葬式は何をするの?
いわゆる一般的な、通夜・葬儀といった形態はとらないようです。また、その後の法事なども行わないそうです。
成就者と呼ばれる、ある一定以上の階級の方が交代で24時間49日間経典を読み、死者を導くようです。それだけでなく、お供物を作って供えたり、お線香を焚き続けるといった49日間だったそうです。
オウム真理教(現 Aleph)のお葬式に葬儀社は関わらないの?
Alephの情報誌からの情報によると、亡くなる前に医師・看護師に予め死後のエンゼルケアなどの清拭等を自分たちで行うと伝えるそうです。
そして本来ならば、亡くなった後は葬儀社が車を手配し、お迎えにあがるのところを、自分たちでご遺体をシャンバラ・パールヴァティーという場所へ搬送するそうです。
また、ご遺体をお棺へご納棺する時や、火葬場の荼毘に付す時も全て成就者の手によって執り行われるそうです。
そのため、死を確認する際に医師が少し触れられたほかは、亡くなって以降一般の人が触れることはなかったそうです。
馴染みのないお葬式に出席するときは
オウム真理教(現 Aleph)の出家信者へのお葬式は、信者でない限り出席しないので一般的に出席する機会はないと思います。
また、出席することがないからおそらく香典もないと思います。
ただ、上で書いた全ては出家信者に対する情報ですので、在家信者の方の葬儀はもしかしたらあるのかもしれません。(もし知っている方がいたら教えて下さい。)
もし、在家信者の方の葬儀が葬儀社にて行われることを知った時は、基本的に担当する葬儀屋さんにどうすればよいか確認してみてください。
葬儀屋さんは基本的に喪家様のご意向を先に確認していますので、参列する方がどうすればいいか?ということにお答えできると思います。
あなたの参考になれば幸いです。