現役葬儀屋が教える裏話

緊急事態宣言が一部解かれてから、改めて新型コロナとお葬式について話してみる

改めて新型コロナとお葬式について話してみる

 

  • 緊急事態宣言が一部解かれて
  • あとがきのようなもの

こんにちは、お葬式屋さん4年目の葬太郎です。
さて、いつまで続くかわからないこの裏話兼エッセイですが、続くところまで続けていきたいと思います。

緊急事態宣言も徐々に解除の兆しが見えてきていますね。新型コロナの脅威は完全になくなったわけではないけれども、とりあえず一段落が見えてきたのは素直に嬉しいと思っています。

医療従事者さんはもちろんのこと、お店の店員さんたちもホントお疲れ様です。いやむしろ家で待機を余儀なくされた子供も大人もみんながとにかく大変だったと思う。(いや、現在進行形でまだ大変だな)

お葬式屋さんの本音としては、新型コロナ恐ろしかったからね。ホントに。いや今も恐ろしいことに変わりはないけど。

ニュースでも話題になっていたと思うけど「新型コロナで亡くなった場合、火葬が終わるまで会えない」は事実で、そのように協会から加盟している企業に通達のような物がきたし、実際企業としても病院や火葬場と連絡を取りながら「万が一」に備えてました。

私自身は今のところ新型コロナで亡くなった方の対応はしていないけど、新型コロナによる影響は他の「新型コロナで亡くなったわけではない方と家族」にも出ているのを感じていました。

何故なら、病院の面会が新型コロナの影響で制限されているから。(全ての病院ではないと思う)入院されている方が亡くなりそうでも一部の家族しか死に目に会えないことがあるみたいです。

ある家族は、故人が葬儀場ホールにお連れした後の面会で「やっと会えた。病院では会えなかったから。」と嘆いていて。(当然、病院側の事情を考えれば仕方のない措置なのは十分わかる)私は、涙ぐむ十数人の家族、親族を前にして「皆さん3密を避けてください」とは言い難い雰囲気だったことを覚えています。

あと、何よりも恐ろしかったのが「亡くなった後に新型コロナだった」と判明するパターンがある。と報道されたときかな。

自宅で亡くなった場合、お医者さんが診断した後にお葬式屋さんはドライアイス等を持って自宅へ伺うのだけど「えっ、もしかしたら後から新型コロナでした。っていうパターンもあるの・・・?」って考えると、少し怖かったですね。

お医者さんも診断してるし、お仕事だし、当然ちゃんとやることはやるんだけどね。マスク、手袋、除菌グッズはいつもより入念な装備にしていた・・・というか今もしています。

それと、お葬式という特性上、緊急事態宣言の中でも県外から家族親族が来る(遠い親族の方は遠慮するパターンも多かった)のは、どうしようもなかったから、それも大変だったなぁ。お客さん(御葬家)が自ら親族、知人に「こういう時期だから遠慮してほしい」と強く言う場合は別にして、それ以外はお葬式屋さん側からは何も言えなかったし言えないし。

あ、他にもお葬式でも他県民を受け入れないって言う県もあったなぁ。
と、書いていて思い出すことがいっぱいありますが、そろそろ長くなってきたので、この話は明日に続くとしますね。

あとがきのようなもの

新型コロナの影響でさまざまな業種で、いろんな被害が出ていますね。まずは本当に早くいろいろ回復することを祈ります。

SNSやニュースでいろんな発信をする方がいますね。自粛警察やら、革命家の方や有名人、一般人問わずですが。
政府が、店が、子供が、はたまた隣のやつが・・・こんなことやってるぞ!取り締まれ!自粛しろ!はたまた自粛は不要だ!と。

私は最近家に帰ってテレビをつけると延々と呪文のようにコロナという単語と、聞きたくもない不寛容な単語が聞こえてくるのでテレビをつけるのはやめました・・・

価値観の多様化はかまいませんが、不寛容には気をつけたいですね。自分の主張が攻撃にならないように自分も気をつけたいと思います。

うーん、そういえばもっとも各地から人が来て3密になる可能性が高いお葬式屋に「店を開けるな!」っていう苦情はさすがに来なかったなぁ。

それではまた次回をお楽しみに。

この記事があなたの一日の楽しみに少しでも貢献できますように。ではまた!