お葬式を執り行う

葬儀屋が本当は教えたくない!本当に賢くお葬式をするなら。お葬式の費用と満足度を満たすたった一つの方法。

賢いお葬式の方法
  • ネットで調べた知識を基に地元のお葬式屋さんに相談する
  • 費用と、やりたいことを予めまとめておく
  • 結局は人と人

こんにちは、葬儀屋2年目葬太郎です。

今回は、本当は教えたくない。本当に賢くお葬式をして、なおかつ費用も満足度もともに満たすたった一つの方法をお話したいと思います。

なんで本当は教えたくないかというと、単純にこの知識を皆が知って実行してしまうといろんな同業者から叩かれそう私としてもより一層精進しないといけなくなってしまうからです。

とは言っても、このブログを読んでくれているということは、お葬式について真面目に考えて勉強しようとしてくれていると思うので、せっかくここを読んでくれるあなたにだけにはお教えしたいなと思ってお話することにしました。

長くなってもわかりにくくなってしまうと思うので、できるだけポイントポイントに区切ってお話したいと思っています。

細かな、費用、宗派ごとの作法などは別記事にて詳しく解説していますので、そちらも参考にしてくださると嬉しいです。

ちなみになんでこんな記事を書こうと思ったかというと

  • 値段だけを追い求めて満足度は低いというお客様がいたこと
  • 満足度だけを求めたら値段がすごいことになってしまって支払いが難しくなってしまったお客様がいたこと
  • ネット葬儀の良さと、地域の葬儀屋の良さは別物だということ
  • 何もわからないままお葬儀に臨んで、あとから「本当は…」というお客様がいたこと

などなど、未だ業界の人以外にはわかりにくいお葬式に関して、少しでも知ってもらって、なおかつ満足してもらいたいと思ったからです。

お客様が満足することは、私達にとっても当然メリットがあります。

なにより、満足してもらえるお葬式のお手伝いができたことに喜びを感じますし、どんな仕事でもそうだと思いますが、単純に「ありがとう」と言われるのは、文句を言われるより何千倍も嬉しいものです。

だから、私達も、あなたもお互いに満足できるようにとの思いでこのお話をすることにしました。

当然、こういうお話をするのは下手すれば売上の低下や、本当はこちらに来てもらえるお客様を逃してしまうことにもつながるのですが、悪徳業者を撲滅することにも繋がり、業界全体がレベルアップし切磋琢磨し、全体としてお客様がより満足できる環境になればと思います。

さぁ、前置きが長くなってしまいましたが本題に入っていきましょう。

まずはネットでお葬式について調べよう

知識は身を護るためにとても重要です。

いきなりなんの知識もなく「お葬式について教えてください」と言ってお葬式屋さんに行った場合、私の務める会社ではありえませんが、もし悪い会社だったらそのまま上手く丸め込まれてしまうかもしれません。

そうならないためにも、まずはネットで大方の知識を仕入れておきましょう。

費用について学ぶ

お葬式を行う上で、お葬式屋さんに依頼する場合は絶対にかかってくる費用があります。

それが

  • 搬送(故人様の移動)料金
  • ドライアイスなどの料金を含む御遺体安置料金
  • 会場使用料
  • 葬儀サービス料
  • 棺、消臭剤、布団などの物品の料金

です。

ここに、祭壇、湯灌、食事、返礼品などの料金とお寺などへのお布施が加わります。

覚えておきたいのは、どれだけ小規模にやっても葬儀屋にお葬式を依頼すると、お布施などの料金を除いて15万円前後は必要だということです。

詳しくは現役葬儀屋が教える一番安いお葬式の方法を御覧ください。

その中で重要なのが、最低限のサービスがこの15万円前後という枠に収まっているかです。

何もなしで30万やら50万やらという料金になっていたら、その時点でアウトですので別のお葬式屋さんを探したほうが良いでしょう。

ここではざっくりとお話しますが、火葬のみなら15万円前後(料理、返礼品など無し)…というか、ネット葬儀と同じ条件なら同程度の価格帯(前後5万円程度はあるとして)かどうかチェックしましょう。

値段表を隠すような業者などは、今はもういないとは思いますが万が一そのような業者だった場合は、そこには頼まないことをおすすめします。

ネット葬儀と同じ内容なら、価格がそこから大きく外れていないかをチェック

お寺、神社、教会について学ぶ

どこかのお寺の檀家だったり、どこかの神社、教会と付き合いがあったり、または入信している宗教があればそこに頼めばよいと思います。

しかしながら

  • 特定の宗教に加入していない。
  • お寺、神社などとも付き合いがない。
  • 親の宗派ではお葬式をやりたくない。
  • お墓がお寺にあるけど墓じまいを考えている。
  • お経だけあげてほしい。

と、一例でも様々な状況や考え方があります。

ただ、ここで安易に「亡くなったタイミングで墓じまいをお寺に伝えよう。」とか、なんとなくお経あげてほしいから近所のお寺に頼めばいいか。など考えないでください。

下手をすると、葬式屋に払うお金より、宗教者に払うお金のほうが高くなってしまいます!

ただ、どちらにせよ人が亡くなるのは突然のことで、突然のタイミングですべてを考えるのは難しいです。

納得できる宗教者を選び、納得できるお布施額など条件を予め選びましょう。

お墓も安易に建てて、その後面倒を見る人がいない。となると困ります。

詳しくは墓じまいで破産する?お布施が高すぎる?宗教者選びは慎重に!葬式宗教と揶揄される理由を見てくださいね。

人柄、宗派、お布施額、その後のこともよく考えて納得のいく宗教者を選ぶ

どんなお葬式の方法があるのか学ぶ

と言っても、お葬式の方法自体は

  • 直葬
  • 通夜なしの個人葬
  • 通夜、告別式有りの個人葬
  • 社葬

ぐらいしかありません。

なんか、ネットを見ても実際の葬儀屋のパンフレットを見ても、とてもたくさんあるように見えるかもしれませんが、実際は上の種類に、ご飯、引き出物、花…などの必要なものをどれだけ追加するか、どのグレードにするか。の違いで料金が変わるだけです。

車のグレードや保険などもそんな感じですよね。

なんにも無しの素のままの車を買うか、最上級グレードにナビや安全装備、革のシートなどを追加するか。

同じ車でも2倍、3倍と価格が変わるのと同じです。

冷静に、どの葬儀にするか、どこまでのオプションを付けるか。を考えておいて、それをお葬式屋さんに伝えてください。

まっとうな葬儀屋さんなら、それに沿った提案をしてくれるはずです。(ただし、あまりにも無理なことやその葬儀屋が用意していないオプションの追加、会葬者や地域の人に難色をしめされるような演出は断られると思いますので、そこは無理しないでください)

また、このときに、樹木葬、海洋葬などを考えているときは合わせて相談しておくと良いと思います。

樹木葬、海洋葬どちらにしても費用もかかるので、先に相談しておくのが間違いないです。

直葬なのか通夜をするのかしないのか、予算の中でどこにお金をかけるのかを明確にしておく。

ネット葬儀と地域の葬儀屋の違い

ネット葬儀(いわゆる〇〇のお葬式といってネット上でよく見るもの)と地域の葬儀屋の違いは、ネット葬儀がパック料金のようになっていて、地域の葬儀屋は細かくオーダーできるという点です。

今、亡くなってしまって、時間がない!という場合はネット葬儀でも良いと思いますが、出来ればもっと早い段階から、地域のお葬式屋を打ち合わせてください。

決してネット葬儀を否定しているわけではありませんし、どちらがよいかは人によると思います。

あとは、信頼できる地元の葬儀屋を探しておくのが大事です。

ネット葬儀を頼んでも、実際に葬儀を行うのは地域の葬儀屋になります。

だったら、時間をかけて「この人のいる葬儀屋に頼みたい」という葬儀屋を探してほしいと思います。

そうすることによって、より満足できるお葬式になると思います。

基本的に、葬儀屋に相談するのは無料ですし、聞けばちゃんと教えてくれます。むしろ聞いても教えてくれないような葬儀屋は選択肢から排除しましょう。

結局、お葬式は人と人

お葬式は人と人が協力して行うものです。

どうしても自分達と合わない葬儀屋もあると思います。だからこそ、予めいろいろな葬儀屋を見に行ってください。

あなたの地域の葬儀屋が全て気に入らない、隣の市の葬儀屋ですごく良いところがあったからそこでやりたい。というのもお金は追加でかかりますが(搬送距離が長くなるのと火葬料金が住んでいる市町村以外だとお金がかかる場合が多い)お葬式を行うことは出来ます。

あなたの納得のいくお葬式のために、先程たとえた車の例でもそうですが、この営業マンから買いたい!と思えば自分の地域以外のところで購入することもあると思います。

その後の付き合いも法要などであることですし「この人なら」「この葬儀屋なら」というところを見つけてください。

さて納得の行くお葬式をするための総まとめです。

ネットで知識を仕入れる。

自分が納得できるお葬式の形態、宗教者、お金をかけるところなどを明確にする。

自分が納得できる葬儀屋に巡り合うまでいろいろな葬儀屋に相談する。

面倒かもしれませんが、お金もかかりますし、後悔してもやり直しの聞かないことです。

私達も「本当は、こうしたかった」「後悔している」という言葉より「満足した」「とてもよかった」というお言葉を頂いたほうが嬉しいです。

なので是非あなたとあなたの大切な家族のために、満足のいくお葬式を執り行ってください。

あなたの参考になれば幸いです。