いろんな宗教のお葬式

立正佼成会のお葬式に出席するときはどうすればいい?立正佼成会のお葬式をわかりやすく解説

立正佼成会のお葬式を簡単にまとめると

 

  • 立正佼成会の教会を使用することもあるが、基本的に一般の葬儀場を使用する
  • お参りの作法はお焼香
  • 服装は一般的な黒の礼服で参列する
  • 香典は御霊前
  • 基本的に日蓮宗と同じ

こんにちは、葬儀屋3年目の葬太郎です。

あなたは、立正佼成会という宗教を知っているでしょうか?

霊友会から派生した宗教で、日蓮系、法華系に分類される宗教です。

同じ日蓮系の新宗教である、創価学会、冨士大石寺顕正会と近いです。(仲がいいというわけではありません)

立正佼成会は在家信者(専門の住職などではなく、普通に一般生活を送る人たち)からなる宗教なので、お葬式のときは創価学会のお葬式のように、信者の中で位の高い人を呼んでお葬式をあげるか、日蓮宗系のお寺に頼んでお葬式をあげることが多いようです。

信者数は日本全体で約114万世帯(2018年1月1日現在公式HPより)とのことですので、一世帯あたり2~3人で計算すると約228~342万人ぐらいだと推測されます。

信者数は多いのですが、信者の方は真如苑ように他の宗教と一緒にやっている方が多いようですので、お葬式は檀家のお寺などに頼むようです。

残念ながら知り合いに立正佼成会の方がいないので、エホバの証人のときと違い、完全にこれがリアル!とは言えないのが残念ですが、見たことや資料を参考にお話していきます。

それでは「立正佼成会のお葬式って?香典はどうすればいい?どんな服を着ればいい?」を調べて纏めてみましたので御覧ください。

ところで「立正佼成会」って簡単に言うとどんな宗教?

立正佼成会は、もともと霊友会の熱心な信者だった庭野鹿蔵さんと、庭野の勧誘で共に霊友会を信仰していた長沼政さんが、霊友会会長と法華経への考え方の違いから1938年3月5日に「大日本立正交成会」を設立したことから始まりました。

そのとき、庭野鹿蔵さんは「日敬」、長沼政さんは「妙佼」と改名しています。

初期のころは姓名判断・霊能指導などで信者を増やしていたようです。そして1948年8月11日 宗教法人令により、宗教結社「大日本立正交成会」から宗教法人「立正交成会」となります。

その後、土地をめぐるトラブルや、行き過ぎた信者の獲得など紆余曲折ありながらも、現在は庭野日敬さんの長男、庭野日鑛という方が会長として教団を率いているようです。

ちなみに現会長の長女で庭野光祥さんが次代の会長と決まっているようです。

ほかの宗教との交流が盛んなのも特徴で、仏教系ではない、神社本庁やローマ教皇庁とも交流があります。

ここでは、教義などには詳しく触れませんが、主な特徴は日蓮宗と同じ感じです。お葬式は立正佼成会でやることもあるようですが、日蓮宗のお寺に頼むようです。

ただ、基本的に立正佼成会の会員と同時に別のお寺の檀家になっている場合が多く、檀家になっているお寺でお葬式を上げるほうがメインのようです。

「立正佼成会」のお葬式を行う場所

立正佼成会の会員さんのお葬式は、基本的に檀家になっているお寺、もしくは紹介による日蓮宗のお寺の作法に則って行われるようです。

ですので、一般的には葬儀場で行うことが多いと思います。

立正佼成会の偉い方が導師となる「立正佼成会のお葬式」もあるようですが、私は残念ながら担当したことがありません。その場合は一般の葬儀場もしくは「立正佼成会」の教会で執り行われるそうです。

「立正佼成会」のお通夜お葬式に出るにはどうすればいいの?

上記にありますように、立正佼成会のお葬式は、基本的に檀家になっているお寺、もしくは紹介による日蓮宗のお寺の作法に則って行われるようです。

なので、亡くなった方のお家が立正佼成会の会員さんだったとしても、お葬儀は別のお寺ということのほうが多いようです。

ですので、その場合は各宗派の作法を参照してください。

立正佼成会のお葬式は私が調べた限り、基本的に「仏式」で日蓮宗と類似したものとなっています。導師が僧侶ではなく在家の方なのを考えると、創価学会のお葬式に近いかもしれません。(同じ日蓮系で在家)

細かい部分については、その葬儀場のスタッフに声をかけてもらえればと思います。

お通夜の際は、「焼香」を行います。

お通夜に出る場合

まず初めに、式場内にある芳名カード(もしくは芳名帳)に記帳します。

それからお香典を出しますが、香典の表書きは「御霊前」で大丈夫です。

基本は仏式となりますので、仏教用の「蓮の絵柄がはいったもの」でも、絵柄なしで白黒結び切りの水引のものでも大丈夫です。

もしお通夜とお葬式の両方に参列される場合は、お葬式の日に出してもらえれば大丈夫です。

その後、お参りをします。

告別式(いわゆるお葬式)に出る場合

葬儀当日のお香典ですが、お通夜に出る場合でも書いたように、香典の表書きは「御霊前」で大丈夫です。

告別式(お葬式)の始まる前に出して下さい。告別式(お葬式)の開会前に、葬儀担当者から遺族親族だけでなく一般の方も含めた、その日の流れの説明などもありますので、開式15分ほど前に出せると慌てなくて済むし、葬儀社としても落ち着いた中で説明ができるのでお互いにベストです。

告別式の流れをざっくりと書くと

  1. 司会者よりその日の流れの案内
  2. 開式
  3. 喪主挨拶
  4. 宗教儀式
  5. 唱題
  6. 弔電
  7. 閉式
  8. お別れ
  9. 出棺

となります。

唱題は会員の方全員で唱えるのでびっくりしないように注意してください。

ただし、教会ごとに多少違いがあります。(と思います)立正佼成会でも多少違いがあると思います。

参列される方は、案内に従って起立や着席、焼香を行えば問題ないと思います。

立正佼成会の方以外の参列者は、唱題時などは黙祷、黙読で大丈夫だと思います。

「立正佼成会」のお葬式に参列する際の持ち物・服装は?

立正佼成会のお葬式に参列する際の持ち物は特にないようです。

参列する際の服装ですが、ダークスーツやブラックスーツなどの一般的な喪服で大丈夫です。

基本的に仏式で執り行われるので、持っているなら数珠を持参すればよいと思います。参列者の場合は、略式の数珠で問題ありません。

「立正佼成会」のお葬式の弔電や香典、供物は?

どうしても予定があって参列できないから弔電だけでも…とお考えの方、安心して下さい。式の途中で読んでもらえる時間がありますので、弔電を出される方は一般的な葬儀と同じような形で出されてはどうでしょうか。

また、生花や籠盛りなどの供物も出すことに問題はありません。

香典の表書きは、御霊前と記載していただければ大丈夫です。

馴染みのない宗派のお葬式に出席する時は

立正佼成会のお葬式に出席する際は、上に書いたような事を注意すれば大丈夫です。

あまり聞き慣れない宗教だと身構えてしまいますよね。

ただ、基本的に「仏式」がベースなこと、日蓮宗と近いことを覚えておけば多少異なる点もありますが特に問題になるようなこともありませんでした。

注意すべき点は、香典の表書きとお参りの作法で、後は一般的な常識を持って参列すれば問題ありません。唱題はびっくりしない心構えを持っていけば万全です。

他にもいろいろな宗教のお葬式に興味があればいろいろな宗教のお葬式こちらも参考にしてみて下さい。

やはり、馴染みのない宗派だと細かい作法や身なりなどで戸惑うことがあると思いますが、そのような疑問や分からないことがあった場合は、ご葬家のご意向なども葬儀社は事前に伺っておりますので、葬儀社へ聞いてもらえればお答えできると思います。

最後になりますが、もしかしたら「立正佼成会」の信者の方は多少不快な思いをされたかもしれません。(創価学会と似ている。という表記など)ですが、ここでは教義の事ではなくお葬式に参列する方へのお話、ということでご納得いただければと思います。

あなたが参列する際の参考になれば幸いです。