お葬式を執り行う

大手の葬儀、墓地紹介などの営利サイトの葬儀情報、枕飾り、宗旨ごとの違い、お寺のお布施、葬式のやり方などは鵜呑みにしないで!

大手のサイトだからと鵜呑みにしない
  • 検索上位の大手サイトの情報が全て正しいとは限らない
  • そもそもそういうサイトを作っている人たちの大半は、実際の実務をしている葬儀屋ではない場合がある
  • 少なくとも私の地域では間違っている情報が意外とある
  • そういうサイトを見て得た知識だけで、実際の葬儀に望むと「あれっ?」となることもある
  • 葬儀は地域性がいまだ根強い

こんにちは、葬儀屋2年目葬太郎です。

あなたも「お葬式 やり方」「お葬式 費用」などで検索する事があると思います。

というより、このサイトを見てくれているということは、何らかの「お葬式」系の言葉で検索してくれているからだと思います。

その際に、広告費をかけて上位に表示されているようなサイトが、当然目につくと思います。

記事数も多く、終活のことから保険、お墓のことなども記載されているサイトも多いとは思います。

そのようなサイトはこれを読んでくれている、あなたにも有益だと思うのですが、規模が大きいサイトだからといって全てが正しいとは限りません。

私も、たまにしかやらないような宗派の時などはネットでの情報も活用させてもらっているのですが、自分の記憶と一致しないこともあり、電話で先輩に確認したりします。

その際に「あれ?ネットの情報と違うな…」と思うことが割とあったりします。

当然、ネットの情報と先輩の情報、どっちを選ぶかなんて自明の理ですね。先輩の情報は実際の葬儀で得た生の情報が詰まっていますので。

先輩に聞けば良いことをなんでネットで調べるのかって?

葬儀業界は未だに徒弟制度のような部分があり(改善していかないといけないのですが)自分で調べもせずに毎回毎回聞くような感じだと、あいつは向上心がないと言われそうで…やはり自分でもちゃんと調べてから聞いたほうが先輩の手も煩わせませんから。

それはともかく、お葬式というのはこのサイトでも何度も書いているように

ものすごく地域性の強いものです。

例えば、お通夜にしても、私の住んでいる地域は18時から通夜。と大体決まっているのですが違う県に行けば「えっ、俺らの通夜の時間は基本17時だけど…」ということもあるでしょう。

告別式にしても、骨葬(先に火葬を行う)のがデフォルトの地域もあるでしょう。

結局何が言いたいかというと「ネットで見たのと違う!!」って葬儀屋に言われても困る…自分が喪主になった際や参列する際にしても、「地域の普通」が優先されるということです。

ここで私がお話する内容も、あなたの地域では異なっている可能性があります。だからこそ、私は「私の地域では一般的な事」をお話しますが、あくまでも地元の葬儀屋さんに確認しましょう。

特に、お身内が亡くなる前に、葬儀屋に相談しておきましょう。というのをオススメしています。

前置きが長くなってしまいましたが、これから詳しくお話していきますね。

大手サイトの情報が全て正しいとは限らない

終活、葬儀、などの検索上位サイトで見た間違っていること

いろいろなサイトを見ていると、こういう場合はこう。だとか、お葬式のマナーはこう。という情報はとても多いです。

私もたまに見るのですが、あきらかに間違った情報を教えているサイトも結構あります。

有名なサイトだから。テレビに出ているから。というようなサイトでも間違っていることは結構あります。

私の書いている情報は、あくまでも私の担当している地域での情報かつ私が現場で見ている情報です。(たまに勘違いしているときもあるかもしれませんが…)

枕飾りの団子の数や、花瓶に関してなど少なくともネットの情報と、私が現場で行っていることは違うことがありました。

服のマナーなども違っていることもありました。

細かく書くとどこかのサイトを批判している内容になってしまうので避けますが、その地域のお葬式を一番良く知っているのは、その地域に昔からあるお葬式屋さんなのは間違いありません。

そして、何度も書きますがお葬式は地域性が強いです。とにかく強いです。

なので、一番間違いないのは、あなたが参列者の場合でも地域の葬儀屋に電話してみることです。

ここまで書いて、一件も例をあげないと根拠のない批判になってしまうので一例だけ書いてみますね。

仏式のお布施、神式の御礼

とあるサイトでは

仏式の場合お坊さんにお経を唱えてもらうのでお布施は必要だが、神式、キリスト式ではお布施は用意する必要がないと書かれていました。

もっとしっかり読み込めば、違う風に書いてあるのかもしれませんが、ここだけ見ると

まるで、神式、キリスト式だと宗教者にお金がかからないように思えます。

私も私の担当している地域しか詳しく知らないのですが、少なくとも私の担当している地域では、神式の場合、神主にお布施ではないですが御礼という形でお金を払います。

むしろ全くお金がかからないのは、創価学会やエホバの証人といった、所謂専属の宗教者ではない方が祭主になる宗教です。

あなたがネットだけの情報で「お金いらないなら神式にしよう!」と思ったとしたら要注意です。

例えばネットの情報が正しいんだ!お金いらないって書いてあったから支払いません。と言ったとしてもその地域で住んでいる限り…ね。その後のこともあるので…といった感じです。

参考にしても鵜呑みにしない

というわけで、ネットの情報はあくまでも一般的な情報であり、且つ葬儀屋でも無い方の情報も多々あります。

ちょっと読んだだけでも、あきらかに某お葬式の広告に誘導するだけが目的のサイトさんもありますし、元葬儀屋が…とかいうサイトも、書いている人はたぶん元葬式屋ではないのだろうなぁ。というのも普通に散見されます。

ひどいところだと、某知恵袋の普通の人が回答しているあきらかに間違った答えを、そのまま載せているサイトもあります。

あなたが例えば車について調べる時に、ネットの素人の情報と地域の車屋とどちらが信頼できるでしょうか?(ネットでは本当にプロか判断できないので)

さすがに地域の車屋さんではないでしょうか?

どんな業種にも悪徳な方はいますが、ネットで一般的な知識を仕入れてから、地元の専門店に聞けば、あきらかにおかしな事を言っているか否かはわかりますよね?

そのぐらいの知識を仕入れるくらいにして、わからないことは地域のプロに聞くのが無難です。

終活カウンセラーなる方を信用しない

少し前から、終活!終活!!とまるで呪文のように叫ばれていますね。

あなたも「終活」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

確かに、私が見ている中でも、しっかり終活をされていた方というのは、その方が亡くなったあとに喪主になる方の負担がだいぶ少ないように思います。

しかし、終活という言葉が有名になると同時に、終活カウンセラーという方も多く登場しました。

さて、あなたが終活しよう!と思ったら、やはり終活の資格っぽい、終活カウンセラー資格を持った方にお願いしようと思うかもしれません。

しかし、この資格…

民間の資格な上に、取得条件が…

といった感じです。

詳しくは終活カウンセラーって何?何が出来るの?どういう人なの?を参考にしてみてください。

終活カウンセラーを利用するくらいなら

はっきり言って、お金で買うことが出来て、6時間の講習で身につけた知識の人に、毎日葬儀の現場を見ている人間が劣るとは思えません…

お金を払って、素人に毛が生えた程度かもしれない方に終活を頼むくらいなら、地域の葬儀屋で終活セミナーなどを行っているところに参加したほうが得だと思います。(だいたい無料)

まずは、信頼できる地域の葬儀屋を探すことに力を傾けてみてください。

あなたの地域にもあなたに合った葬儀屋があると思います。

お葬式は地域性

このブログで、何度もあなたにお話しているように、お葬式というのは「地域性」がとにかく強いものです。

最近は、ネット葬儀や核家族化の進行で、従来のような本当に土地固有のものは少なくなってきたとはいえ、まだまだ地域というのを侮ることはできません。

お香典が近所の方は500円で固定の地域、知り合いでも3000円は当たり前の地域、ある程度立派な祭壇を用いないと親戚から後で喧々諤々言われる地域。

本当に様々ですが、上記の例はリアルな一例です。

その他にも、自宅の受付の時間より1時間前に受付開始が当たり前の地域や、頼んでもないのに隣家さんが来る地域など、本当に様々です。

あなたはもしかしたら、これを見て「嘘だ~、そんなことないだろw」と思うかもしれませんが、これ、本当にあるんですよ。

私が知っているだけで、これだけいろいろあるのだから、日本全体なら本当にどれだけの地域性があるのか…といった感じです。

だからこそ、ネットで調べる一意の情報だけを鵜呑みにしないでほしいのです。

ネットで調べた情報で他人を批判しない

これはとても大事なことです。

お葬式というのは、何度も言うように地域性が最重要視されるものです。

ネットでこう書いてあったから…という情報よりも、その地域で正しいのなら、そちらが正解なのです。

ネットの向こうの顔も見たことない人が言うことより、毎日のように顔を合わせる近所のオジサマが強制的に正解になるものなのです。

他の地域性が高いものの代表としては、地域のお祭がありますね。

ネットで、お祭りの○○と調べたとしても、地域でこう!と言われたらそちらが優先されるのではないでしょうか?

お葬式もそういうものです。

あと何十年かすれば変わってくるとは思いますが、現状ではそういうものだと思っていたほうが無難だと私は思います。

ということで、ネットで仕入れた情報と、地域の人の行動が違っていたとしても、不用意に批判しないようにしましょう。

特に田舎ではこの傾向がとても強いです。特に持ち家の方は今後の付き合いも考えてネットとリアルと両方の知識を上手く活用していきましょう。

ネットの葬儀情報はあくまでも参考

と、いうことで、ネットの情報というものはとても便利なものです。

知らないことに瞬時にアクセスでき悩みを解決できます。

しかしながら、すべてが万能なわけではなく、お葬式に関しては大手のサイトなどでは一般的な情報を提供していますので、あなたの地域に最適かどうかはわかりません。

このお葬式のリアルも、あくまでも一地域での葬儀屋の一人としての情報で、リアルな情報を発信していますが、あなたの地域と完全にリンクしているかはわかりません。

なので、毎回お葬式は地域性が強いので、地元のお葬式屋さんに聞いてください。と一言追加しているわけです。

ネットでこう言ってたからお前ら間違ってるぞ!とか言う電話をかけてくるのはやめてほしい私が提供している情報も、あなたの地域では万全ではないことを知った上で活用してほしいです。

兎にも角にも、いざというときのために、予め準備しておく。

ネット葬儀を頼んだとしても、実際にお葬式を行うのは地元の葬儀屋なので、予め自分にあった葬儀屋を探しておく。

これらはとても重要なことです。

ネットとリアルと両面から知識を取り入れて、あなたが後悔しないお葬式を執り行える知識の手助けになれたら。と思います。

このブログがあなたの助けになれば幸いです。